How to Counseling
カウンセリングの上手な使い方「専門的援助の技術」を用いた、カウンセラーとクライアントとの「対話」のことです。様々な心理療法の導入場面であり、基本となるものです。
心の働きがうまくいかなくなり、病的状態あるいは現実不適応の状態に陥った方や、さらなる自己成長を求める方に対して行う(心理学の知識と技術を用いて行う体系的)専門的援助のことです。
医師や、身の上相談などと、カウンセリング・心理療法の違いについて分かりやすいように例をあげてみましょう。
「人前で緊張する自分」が持っている自分の思考や行動の習慣を見直し、「人前で緊張しない」ための方法や知識、またはそのための技術などを、クライアント自身が身に付けるための専門的援助(お手伝い)が、私たちカウンセラーが行う心理療法なのです。
お客様が望む状態になることを妨げている考え方にや原因に気づくためのお手伝いをします。
その原因になっている「ものの見方、考え方、心のあり方」などを見直し、変えられるものを変えていくことで、自己成長が成し遂げられるように、心理学の知識と技術を用いた専門的援助をします。
そして、その方が抱えている状態の長期化や再び同じような状態にならないようにお手伝いをするのです。
エムアンドアイのカウンセリングでは、丁寧な対話を大切にしながら、催眠療法、リラクセーションワーク、NLP、アートセラピー、交流分析、行動療法など、様々な心理療法をご提供しております。
→詳しくは取り扱う心理療法をご覧ください
心というものは目には見えません。手にも取れません。
けれど、私たちは誰でも、自分の心で感じていることをとても大事にしています。
目にも見えず、手にも取れない心…。そんな心について丁寧に感じる時間というものは、日常の生活の中ではなかなか作れないものでしょう。
カウンセリングという特別な場所・安心できる空間で、心にたまった思いを思う存分話すことは、カタルシス効果(浄化効果)があり、心の柔軟性を生みます。
カウンセリングは、カウンセラーという伴走者に寄り添われながら、安心とリラックスと共に、非日常である「自分の心を自分で感じる」ことができる時間と空間です。
自分を知ることで、どうなるのでしょうか。
何を求めて自分を知りたいと思うのでしょうか。
「自分を知る」とは、どのようなことなのでしょうか。
カウンセリングや心理療法では、まず、今の自分を受け入れることを大切にしています。
心の不具合が起こる時には、たいてい自己肯定ができていない場合が多いのです。
そして、歪んだセルフイメージ(自分がイメージする自分自身)を持っている場合も多いものです。
自分の本当の気持ちに気づく、自分の心のくせ(価値観・思い込み)に気づくなど、自分の持つセルフイメージやその歪み、自他の区別を分かることが、自己肯定となります。
そして、自分を知ることは、安心感や納得につながります。等身大の自分を知ることが、スタートです。
たとえば、
「何でこんなことになってしまったのか・・」
「こんな自分はもう嫌だ・・」
そんなふうに感じる方も多くいらっしゃるはずです。
ここでいう「こんなこと」や「こんな自分」の「こんな」とは、自分が納得していない状況や自分自身の状態のことをさしているのでしょう。
はじめのうちはその状態を、他人や環境のせいにしたり、なんとかそこから逃れようとします。
しかし、周りを変えることができないと気がついたとき、変えられるのは自分だけだということに気づき、私たちは自分自身をもっと知りたくなるようです。
それは「こんなはずではない自分」の可能性を信じている行動でもあります。
混乱しているというのは、どのようなことでしょうか?
いくつかパターンが考えられるようです。
カウンセリングでは対話を通して、混乱している状態がどのようなものなのか整理し、問題の明確化をお手伝いします。
解決すべき問題の優先順位をつけたり、問題の本質を見つけます。
問題が明確になると、今後の自分の行動が計画できますので、安心することができます。
私達のカラダには、心身の状態を維持するために「交感神経」と「副交感神経」という自律神経があります。
長い間、または一時的にでも激しくイライラしたり、不安だったり、緊張したり、悩んだりすると、「交感神経」と「副交感神経」のバランスが乱れ、心と身体のバランスが崩れます。
そのような状況が長く続くと、リラックスするタイミングを失いがちになり、不眠や過食、または食欲不振などの身体症状までもがあらわれるようになってしまいます。
専門的技術を用いたリラクセーションで、副交感神経を優位にし心と身体のバランスを整えることができます。
また、カウンセリングという安心できる空間で、心にたまった思いを思う存分話すことは、カタルシス効果(浄化効果)があり、心の柔軟性を生みます。
リラクセーションによって心が緩むと、少し余裕を持って、自分の本当の気持ちや問題に向き合えるようになります。
「問題が分かっているのに、なぜ解決できないのでしょう?」
それには2つ考えられます。
この場合、カウンセリングをとおして、問題の本質を知ることで、本当に解決が必要な問題がわかります。
この場合は、カウンセリングをとおして、自分の思考パターンを知り、解決するプロセスを身に付け、解決くせを作りましょう。
問題とは、自分の新しい思考・行動パターンを見つけるための、「課題」でもあるのです。
目標というのは、人生的な大きな目標から、中くらいまたは小さな目標など、いろいろあります。
目標というのは、本来の目的に向かうための指針です。
今あなたが達成したいと思っている目標の持つ、意味や位置を明確にすることで、それに必要な手段や方法がみつかります。
手段も方法もアイデアもあなたの中にあるのです。
対話を通して、また、専門的技術を用いて、あなたの無意識からあなたに必要な情報を導き出すお手伝いをします。
心というものは目に見えません、手に取ることもできません。
けれども心には「しくみ」と「働き」があります。
心について学ぶことで、自分で自分の心を整えたり、コミュニケーション力を高めたり、より豊かな人間関係と時間を手にすることができます。
また、同じ目的を持った仲間と、学ぶ時間を共にし、意見や感想をシェアすることは、とても大きな経験となります。
エムアンドアイでは、各種ワークショップ、勉強会、セミナーを開催しております。
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また、エムアンドアイの臨床経験をもと構成された臨床心理カウンセラー養成講座、催眠心理セラピスト、NLPカウンセリング講座などを学ぶこともできます。詳しくはお問い合わせください。