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プライバシーポリシーエムアンドアイカウンセリングルームを運営するにあたって、「QOLの向上」(QOL = quality of life 生活の質)を基本的理念にしております。
日常生活をおくるうえで物質的な質もさることながら精神的質の向上が大切です。日々の暮らしをどう快適に過ごしていくか。
一日一日を丁寧に自分なりのベストを尽くし充実したものであろうとするには、精神的質を向上させるため、自分自身の「心の環境」を見つめていく必要があります。
ここでいう「環境」とは、外界環境(自分の外側の環境。自然環境や社会の環境など)ではなく、自分の心の中の環境のことです。「心の環境」をよりよいものにし、心地よく過ごせるよう、カウンセリングルームの活用を提案していきたいと考えております。
「心の環境」をよりよいものにしていくということは、言い換えれば、健康な心が育つためのよい土壌作りです。
私たちは様々な経験をとおして、いろいろな判断や価値観、感情、思考を持つようになり、それらを抱えて生きています。
少し見直してみるとわかるのですが、それら(判断や価値観、感情、思考)の中には今の自分にとってすでに必要のないものもあるかもしれません。
役目を終えたものが、肥やしになればよいのでしょうが、石ころややっかいな岩となり、自分の土壌を豊かにするのを邪魔しているかもしれません。
せっかく素敵な種を持っていても石ころや岩がたくさん埋まっていることに気づかなければ、素敵な種が思ったとおりに育たないのは当然といえるでしょう。
もちろん土の中には必要な肥やしもたくさんあります。
しかし、手入れをしてあげないと雑草がはえてせっかくのよい土を覆い隠してしまったりするのです。
人生経験を重ねることで、その人個人のオリジナル肥やしがたっぷりの土壌が存在しています。
不要な石や岩を取り除き、固まった土をほぐして、雑草を抜く…、気がついたときに土壌の手入れをすることが、私たち自身の「心の環境」を豊かにしていくのではないでしょうか。
自分の「心の環境作り」に注意を払っている人は、他の人たちにも「心の環境」があることが理解できます。
まわりの人は今どのような状態なのか思いやることができます。
自分の「心の環境作り」にベストを尽くしていれば、それは日々少しずつ波及効果をもたらし、まわりの人もそれぞれの「心の環境」について考えるようになると思うのです。
なぜなら、人と人とのつながりに必要なコミュニケーションは言葉だけでなく、その人(心の環境作りにベストを尽くしている人)全体から伝わるものなのです。
その人の表情・声かけ・反応・対処など存在そのものがまわりの人に好印象をもたらすとともに、一緒にいることの安心感を与えます。
安心感は信頼へとつながり、相互関係が生まれ、よい循環となり、広がるものだと信じています。
私たちの仕事はそのお手伝いです。
上下の関係ではなく、この分野の技術提供者としてカウンセリングやセラピーを行い、伴走者として応援していきます。
私たちは「心の環境」をよりよいものにするため「よい土壌」を作ることが「QOLの向上」につながることを信じ、メンタルケアの観点からサポートしていくことを運営の基本とします。
そのため、私たちカウンセラー自身も「心の環境作り」を大切にし、日々ベストを尽くしていきたいと思います。
一人一人の環境作りをお手伝いすることが、よりよい家族の環境、仲間の環境、さらにはよりよい社会の環境につながることとなり、活動を続けることは、社会貢献の一助になるものと考えます。